IDEA ~青年海外協力隊 en Colombia~

青年海外協力隊/2019年度3次隊→2022年度7次隊/コロンビア/マーケティング

マーケティング×会計 からの体調不良

赴任から3ヶ月が経過し、12月に突入しました。

とはいっても、年中同じ気候のコロンビアでは季節感が全くありません。

街中のクリスマスの装飾が増えてきたことと、仕事がなんとなく年末年始の休みに向けて落ち着きモードになってきたことで12月を感じています。

 

そんな感じで農家の方とのマーケティング委員会も先日、今年最後となりました。

今回のテーマは「会計」。前回も触れましたが、農家の方々は売り上げやコストを記録していません。が、自分自身、会計の知識があったりするわけではないので、同じ街で活動する税理士の同期隊員に応援を依頼し、帳簿のつけ方のワークショップをしてもらいました。

 

 

最初は自分から前回のマーケティング基礎の補足説明と、日本の文化を知りたいという意見があったので、出身地の新潟と農業を絡めて日本の米の紹介をしました(本編よりはるかに食いつきがよく複雑…)。

 

同期隊員のTaller

 

一人一冊配布した帳簿

帳簿のつけ方は、こちらでいくつかの要素を提示し、それを収入か支出か、仕事かプライベートかに分けて記帳してもらうという形でした。

シンプルな内容だと思ってましたが、けっこういろんな人が質問していて、定着させるにはもう少し時間が必要かなと感じました。

 

また、ぼくの団体の会計担当にも来てもらっていたのですが、途中からやや乗っ取り気味になり、最後は1時間くらい一人で話して終わりとなりました。

 

コロンビアの人(というか配属先の人?)はけっこう共通して、資料もなく口頭だけで2時間とか普通に会議で話します。それを完全否定するわけではないですが、やはりそれだけだと記憶にも残りづらい気がしますし、集中力も持ちません。

資料を作って要点をまとめて伝えることが大事かなと思っています。

 

そして委員会が終わり、帰宅したところで悲劇が…。

かなりの寒気と体中の痛みが発症し、熱を測ったところ38.2℃の高熱が…。

日本にいる時はほとんど病気とは無縁だったのですが、まあ最初の1カ月で多少体調不良になるだろうと思ってはいましたがコロンビアに来てからかなり頻繁に風邪をひいてしまっています。が、ここまでの重さは過去最大でした。

 

思い当たる節としては、発症した前日・前々日と小旅行をした時に、バスの座席が冷房の真下だったこと、農家に行ったときにレギンスの上から両足20か所ずつくらい蚊にさされたことがあったのですが、健康管理員曰く、蚊に刺されての病気は潜伏期間が長いので該当しないとのこと。

 

日常生活でいえば、コロンビアの人は野菜の消費量が日本に比べてかなり少ないです。お昼ご飯はどのレストランでも定食メニューを出していて、必ずスープが最初に出てくるのですがそのスープに野菜が入っているくらいです。生野菜サラダが出ることもありますが、かなり少量です。その分フルーツを食べるとのことですが、やはりビタミン不足はあるのかなと思います。

 

コロンビアに来て2週目くらいにも、微熱と体のだるさで仕事を休みましたが、その時も今回もなぜか同僚が一斉に体調不良になっています(普段出張ばかりで会わない人もなるので偶然?)。やはりコロンビアの環境的に何か体調を崩す要素があるのかもしれません。ちなみにCovid-19は3月くらいから1日の感染者が1000人を切っている(今は1日200人くらい)状況なので、もはやその懸念をする人はほとんどいません。

 

そんな訳で今は熱もそこそこ下がってきて、祝日も挟むのでなんとか復活できそうかなという感じです。免疫を付けて、体調万全で残り1年9ヶ月を乗り切りたいです。