早くも3月も下旬に入りました。
この間あったことと言えば、
・怪我
先月末の怪我から丸2週間経過した段階で、ほぼ痛みが無くなっていたのでサッカーに復帰したら、強く踏み込んだ時に激痛が…。それから10日程経過(怪我から25日)しましたがまだ痛みは引かず。でも左足での強い踏み込みや切り返しをしないようにすればなんとかできるくらいにはなりました。
・初めての泊まりの出張
先月初めて行ったEl Carmen de Chucuríへ泊りで出張へ行ってきました。
目的は半日の農家の方との会議だけだったのですが、とにかく移動が長くなってしまうため、泊まりとなりました。
出発日の朝にカウンターパートに会議が入ったので、早朝出発の予定が11時出発となり、15時半頃到着。昼食兼夕食を食べて、街のレストランとかでどこで食材を買ってるかなどの聞き込みを少しだけして初日は終了。
夕食はどうするのかなーと思ったら、カウンターパートがまだお腹空いてないと思うしパンとかヨーグルト買ってくるよとのことだったので、一緒に行くよと言ったのですが、安全面的に待っててと言われ、まだ18時頃で外は薄暗い程度だったのですがお任せすることに。
確かにこの街は支援対象の3都市の中では一番小さい街で、外国人も来ないような街なので歩いているとかなり視線を感じるくらいです。なのでアジア人を連れて歩くくらいなら現地人一人の方が確かに安全な気がします。
で、予想はしてたけど帰りは14時頃出発の予定が16時前頃に。渋滞の時は特に工事区間の道が動かず、21時半頃帰宅と会議よりも移動のつらさの記憶ばかりが残る出張に。
ちなみに出張のメリットととして、交通費や宿泊費はもちろん、食事代も全て配属先が負担してくれます。コロンビアでは一般的なのかと思ったら、一般的な企業では食事代の負担は余程大きいところでないとないそうです。やっぱり配属先はお金に余裕あるのかな…?
・後任ボランティアの仕事
配属先からコンピューター技術のボランティアの要請を出す予定なので、できることは引き受ける旨カウンターパートと話をしました。とりあえず人事担当と相談してみるから、できることを教えてほしいということでWordに簡単にまとめてお伝え。今後どうなるか…。
・プロジェクトの準備
SHEPアプローチの準備をしています。農家の人のマーケティング意識や農業技術を把握するためのアンケートをGoogleフォームで用意したり、配属先用に作ったプロジェクト説明の資料を農家さん用に編集したり。で、20日に会議がある予定だったのでそこで説明と参加者募集をする予定だったのですが、雨で農家さんが街に下りられないため延期に…。
こんな感じで雨のせいで農家さんとの会議や農家訪問がキャンセルになることがちょこちょこあります。なので今回はコロンビアの気候について少し紹介を。
・基本的な気候
コロンビアは南端の方を赤道が通っています。なので、基本的には年間を通じて気温が大きく変動することはどのエリアもありません。ただ、標高差があるので、地域によっての温度差はあります。
任地のブカラマンガ(標高900mくらい)は晴れの日なら日中は25度~30度くらい、終日雨の日だと20度くらいで半袖短パンだとさすがに寒いくらいにまでになります。
カリブ地方だと標高が低いので30度越えが当たり前ですね。
首都のボゴタは標高が2,600mあって、天気も悪い日が多いので20度を下回ることが大半です。ただ、珍しく晴れると太陽の日差しが強く体感温度がかな高くなったりもします。
・実は降雨量は世界一
かなり意外なことに、コロンビアは年間降雨量が世界一です。
2位以降はサントメ・プリンシペ(アフリカの島国らしい)、パプアニューギニア、ソロモン、パナマ、コスタリカ、サモアなど、やっぱり赤道帯の国が多いですね。
・雨季と乾季
これは任地のブカラマンガの話ですが、だいたい3,4か月おきに雨季と乾季が変わるそうです。ぼくが赴任した9月は雨期で、確かに夕方と夜中に雨が降る日が多かったです。
年間の気温がほぼ変わらないと言っても、現地の人からすると季節はあるようで、12月から2月くらいは夏だそうです。夏と言っても、いつも20後半くらいの気温が最高31度くらいになる程度です。
赤道直下とは言え北半球なのにその期間が夏なのは少し不思議ですね。
ただ、最近はコロンビアにも気候変動があるらしく、この周期が少し崩れてきてるそうです。日本も秋がなくなってきてるなんて言われていますが、温暖化の影響か世界のどこでも同じ現象が起こっているようですね。
いずれにせよ、コロンビアに来てから早くも雨季→乾季(夏)→雨季と2回も季節が変わったことになります。そう思うと、やっぱり時間の流れは速いなと再認識します。
・地震
気候とは少し違いますが、コロンビアも日本同様に環太平洋造山帯に属しているので、地震が頻発する国です。同僚曰く、小さい地震なら毎日どこかで起こっているとのこと。
先日、朝4時過ぎに地震がありました。震度3くらいでしたが、目が覚めるには十分な揺れでした。コロンビアでも建物は耐震構造になっているそうですが、恐らく日本の耐震とは基準が違うと思うので、どこまで頑丈かは分かりません。同じ街の16階の部屋に住む同期はかなり揺れを感じたそうです。
最近だと2015年に大きな地震があったそうです。その時は建設中だった高層マンションが被害を受けたそうです。
今のところ頻度的には日本よりは少なく感じますが、ぼくが住んでいるのは3階なので低いフロアの物件を選んで良かったなーと(単に家の出入りでエレベーター使うのが面倒くさいだけ)思える地震でした。