IDEA ~青年海外協力隊 en Colombia~

青年海外協力隊/2019年度3次隊→2022年度7次隊/コロンビア/マーケティング

SHEP始動

2月に配属先でプレゼンをしてから、延期に延期を重ねてようやく今月6月にSHEPアプローチを始動させることができました。

 

SHEPとは、JICAのグローバル・アジェンダ(異なる国・任地で同じ課題を持っている活動を連携させるプログラム)の一環で、Smallholder Horticulture Empowerment & Promotionの略です。

小規模園芸農家支援のアプローチで、「作って売る」から「売るために作る」への意識変革を起こし、営農スキルや栽培スキル向上によって農家の所得向上を目指すといったものです。

SHEPはピエデクエスタの先進的な2つのVereda(集落)の人たちをとりあえずの対象とすることに。

もう一方のVeredaでプロジェクト説明。

SHEPの第一歩は農家の状況把握。農業やマーケティング技術を確認するためのアンケートは雛形があるけど、同僚たちがコロンビア仕様に改編してくれました。実際に農家さんたちに書いてもらう時も、字を書くのが苦手な人の代筆をしてくれたり、各項目の細かい解説をしてくれたりととても助かりました。感謝。

ピエデクエスタの町から車で山道を2時間弱かけてようやく到着するVereda。ここに来るときはいつも天気が悪かったけど、今回は晴天で標高も高いので絶景!

6月頭に初回の説明会を実施するつもりでプロジェクター持って準備万端でVeredaに向かったのに、オレンジとミカンのワイン作りで一日が終わりリスケ…。

正直アプローチの雛形はあるとはいえ、コロンビア仕様に手を加えながら進めていく必要があるので今の段階ではかなり手探りです。

ですが早速「会計のTallerをしてほしい」という声があったりと、農家さんの方から必要なことを教えてくれるととても助かります。

まずは信頼関係を築いて自発的に色々教えてもらえるようにならなきゃです。