コロンビアに来て約11ヶ月が過ぎました。
今までは3ヶ月過ぎた、半年過ぎたって頭の中でカウントして、先は長いな~、少し日本に帰りたいな~なんて思っていました。
折り返し地点が近づいた今、あと〇ヶ月というカウントダウン方式になると思うと、一気に残された時間がかなり少ないように感じています。
やれることはやり切って任期を終えられるように今から逆算して行動していきたいですね。
◆配属先の福利厚生旅行
任地に到着して早々の昨年の9月以来の、配属先の福利厚生の日帰り旅行がありました。
あとは同僚の、協力隊のドイツ版みたいなプログラムで働いていたドイツ人の同僚の任期が終わったのでちょっとした送別会をしたり、6月誕生日の同僚たちの誕生日会をやったり(いつもは事務所で隔月くらいで開催してる)。
ドイツ人の同僚は当初の任期3年だったのを延長して結局7年働いたそうです。元々南米をバックパッカーして、コロンビアとブラジルが大好きになったので働きたかったと(理由は南米で一番loco(クレイジー)だったから)。今ではコロンビア人の奥さんもいて、一旦はドイツに帰るけどすぐにコロンビアに戻ってきたいと。個人的には数少ない仲の良い同僚だったし、ほとんど事務所には来ない人だったけど同じ外国人ということもあって、その同僚の存在はなんとなく心強かったので残念です。
◆会計のTaller
6月からSHEPを始めて、今は農家の人たちの自分たちの状況把握の期間です。
が、一番問題なのはやはり帳簿を付けている人がほとんどいないこと。
昨年11月あたりにも会計のTallerをして、それからしっかり記録を付けているという農家もいますが、支援対象の農家はたくさんいるので、継続する必要がありました。
今回はとりあえずこの一回でできるだけ収支の記録に前向きになってもらいという思いで、なぜ記録が必要なのか、どういうメリットがあるのかというのをじっくり説明しました。農家によっては、高齢な人だと字の読み書きが苦手という人もいるのですが、今回の参加者は30~40代の女性のみだったので割とすんなりと記録の仕方も理解してくれたようで助かりました。
SHEPで需要に適した生産を農家自身でできるようになるのが理想ですが、最低でも収支の記録の定着だけは任期中に実現したいと思っています。
あとは最近新しい同僚が入って、
①配属先でサポートしている農家が何人か販売している市場の来場者増加
②その市場が遠くて市場での販売に参加できないVeredaの農家たちで別の場所で市場の開催
という2つのプロジェクトを一緒に進めることになりました。
どちらも面白そうな内容ではあるので、SHEPと並行してしっかり進めていきたいです。