IDEA ~青年海外協力隊 en Colombia~

青年海外協力隊/2019年度3次隊→2022年度7次隊/コロンビア/マーケティング

配属先の福利厚生旅行その2 & 会計のTallerその2

コロンビアに来て約11ヶ月が過ぎました。

今までは3ヶ月過ぎた、半年過ぎたって頭の中でカウントして、先は長いな~、少し日本に帰りたいな~なんて思っていました。

折り返し地点が近づいた今、あと〇ヶ月というカウントダウン方式になると思うと、一気に残された時間がかなり少ないように感じています。

やれることはやり切って任期を終えられるように今から逆算して行動していきたいですね。

 

◆配属先の福利厚生旅行

任地に到着して早々の昨年の9月以来の、配属先の福利厚生の日帰り旅行がありました。

今回は山の中にある施設でのんびりする旅。が、到着早々になぜかビリーズブートキャンプみたいながっつりエクササイズのダンスをみんなでするという謎…。

バギーに乗ったり乗馬ができるみたいな事前情報があったけど、結局ほぼ全員プールで水風船遊びに終始笑 コロンビアの人はプールで遊ぶのが大好きな印象です。ここの水の色がかなりエメラルドグリーンでプール上がってすぐに喉が痛くなって焦った…。

 

あとは同僚の、協力隊のドイツ版みたいなプログラムで働いていたドイツ人の同僚の任期が終わったのでちょっとした送別会をしたり、6月誕生日の同僚たちの誕生日会をやったり(いつもは事務所で隔月くらいで開催してる)。

 

ドイツ人の同僚は当初の任期3年だったのを延長して結局7年働いたそうです。元々南米をバックパッカーして、コロンビアとブラジルが大好きになったので働きたかったと(理由は南米で一番loco(クレイジー)だったから)。今ではコロンビア人の奥さんもいて、一旦はドイツに帰るけどすぐにコロンビアに戻ってきたいと。個人的には数少ない仲の良い同僚だったし、ほとんど事務所には来ない人だったけど同じ外国人ということもあって、その同僚の存在はなんとなく心強かったので残念です。

 

◆会計のTaller

6月からSHEPを始めて、今は農家の人たちの自分たちの状況把握の期間です。

が、一番問題なのはやはり帳簿を付けている人がほとんどいないこと。

昨年11月あたりにも会計のTallerをして、それからしっかり記録を付けているという農家もいますが、支援対象の農家はたくさんいるので、継続する必要がありました。

ここのVeredaに来るのは3回目。同僚に言われて初めて気づいたけど、奥に見えるのがMesa de los Santosという町。Mesaはテーブルと言う意味で、文字通り山の頂上がまっ平らになってる不思議な地形。

雨が降りそうだから先に農作業を終わらせたい、ということで最初は雑草除去の手伝い。

 

今回は少しでも帳簿の記録に前向きになってもらうように、帳簿だけじゃなくて電卓も配属先に買ってもらって参加者にプレゼントしました。

 

配属先に用意してもらった電卓がこれ。KADIOってまさかCASIOのパクリ…?
日本では100均でも電卓が買えますが、こちらでは最低500円くらいします。

 

今回はとりあえずこの一回でできるだけ収支の記録に前向きになってもらいという思いで、なぜ記録が必要なのか、どういうメリットがあるのかというのをじっくり説明しました。農家によっては、高齢な人だと字の読み書きが苦手という人もいるのですが、今回の参加者は30~40代の女性のみだったので割とすんなりと記録の仕方も理解してくれたようで助かりました。

 

SHEPで需要に適した生産を農家自身でできるようになるのが理想ですが、最低でも収支の記録の定着だけは任期中に実現したいと思っています。

 

あとは最近新しい同僚が入って、

①配属先でサポートしている農家が何人か販売している市場の来場者増加

②その市場が遠くて市場での販売に参加できないVeredaの農家たちで別の場所で市場の開催

という2つのプロジェクトを一緒に進めることになりました。

どちらも面白そうな内容ではあるので、SHEPと並行してしっかり進めていきたいです。