IDEA ~青年海外協力隊 en Colombia~

青年海外協力隊/2019年度3次隊→2022年度7次隊/コロンビア/マーケティング

任国外旅行③(ボリビア:ラ・パス)

南米トップクラスの豊かな国、チリの次はトップクラスの貧しめの国、ボリビアへ。

 

(実質の)首都ラ・パスのエル・アルト空港。首都の空港とは思えない程小さくて簡素。日本の地方空港くらい。

 

空港があるエル・アルト市。文字通り標高はラ・パスの3,500mよりも更にアルト(高い)の4,150m。

 

エル・アルトはラ・パスよりも貧しいエリア。個人商店が密集していて、日曜日には簡素なテントでずらっと市場が立ち並ぶ。ボリビアは公共の有料バスルームがそこら中にある。バスルームがない家が多いのかな…?

 

ラ・パス都市圏の主な市内の交通手段の一つはロープウェイ。古い建物が多いラ・パスの中で、2014年に開業したロープウェイの駅ははなり浮いている。そして路線が分かりづらすぎる。分かりやすい路線図みたいなのはないし、同じ路線なのにロープウェイが途切れてて途中で乗り換えが必要なところがあったりと外部の人間には結構不親切な作り。

 

ラ・パスは場所によって南米っぽくもあるし、東南アジアっぽくもあるし、ヨーロッパやアラブっぽくもある不思議な街並み。

 

ラ・パスの中心、ムリージョ広場。

 

ボリビアの伝統料理、ピケ・マチョ。肉、卵、玉ねぎ、ピーマンなどを意外と辛めのソースで炒めた料理。南米らしく底の方にはフライドポテトがびっしり。

 

同じく伝統料理のシルパンチョ。ご飯の上に薄い牛カツと玉ねぎが乗った庶民的料理。ボリビアの米は日本米ともインド米とも少し違って、もふもふ?した食感で匂いも独特。正直苦手だった…。

 

ラ・パス最大の商業施設へ。大きい商業施設の中を見るとだいたいその国の経済レベルが分かる。ここは有名なメーカーやブランドの店はほとんどなく、敷地の割にスカスカ。やはり経済レベルが低いのが分かる。その中でもSAMSUNGのブースがあるのはさすが。

 

ラ・パスはちょっとした商業施設でもゲームセンターがあったり、市場では海賊版のゲームソフトを売っている人が多かったりとゲーム人気の高さがうかがえる。収入や販売価格的にハードを買える人はほとんどいないんだろう…。コロンビアでもPSやSwithは本体価格は日本の倍近い。

 

まさかのボリビアで藤子先生のポコニャンに遭遇。

 

展望台から。例に漏れず斜面地に貧しいエリア、平地に豊かなエリアと分かれているのがよく分かる。

 

ラ・パス近郊にある「月の谷」。世界中のこういう岩場の場所はだいたい同じ名前を持っている。もしラ・パスで暇になったら行くくらいで良いと思う。市街地のすぐ近くにあるので、どちらかと言うと街からの景色の方が圧巻。

 

こんな感じでラ・パスはイメージ通りコロンビアやチリと比べるとかなり発展途上国でした。標高とか色々考慮するとあまり住みたくはないかな…という印象。

旅行する分には刺激的で面白い街だと思います。