コロンビア滞在中に最後の長期休みになるであろうSemana Santa(イースター)が今年もやってきました。
月、木、金が祝日となっている週ですが、配属先は昨年同様1週間丸々休みのため、サン・アンドレスという島へ行ってきました。
長期休暇のシーズンに行ったので人がかなり多くて、海でゆっくり、という訳にはいかなかったけど、それを差し引いてもわざわざ日本から行くかと言われたら多分行かないかなといった感じです。
まず、物価がかなり高いです。もちろん本土から離れた島かつ一大観光地なので、観光地価格があるのは納得なのですが、それにしても高いです。それでクオリティが伴っていれば納得なのですが、そこはやはりコロンビア。伴っているとは言い難いです。
そして食事も同じくコロンビアクオリティ。せっかくこんなに海産資源があるのに特にこれといって海産物を売り出している訳ではなく、どこの店も似たり寄ったり。
サン・アンドレスに限らず、コロンビアは観光産業が発展していない印象です。もちろん経済や治安など様々な問題を抱えているため仕方のないことですが、外国人を多く誘致するにはもう少し時間がかかるかもしれません。
観光産業未開発の一つの理由として、あくまで私の仮説ですが、コロンビアの人は、コロンビアは最高に美しくて食事も美味しい国だと思っている人が多いからなのかなと感じます。
初めて会うコロンビアの人と話すと、「コロンビアは美しい国でしょ?」「食事も美味しいでしょ?」と聞かれることが多いです。が、もちろん個人差はありますが正直他の国と比べて突出している訳ではないです。現に世界中どこに行ってもコロンビアレストランがないことが食事レベルの低さの一つの指標かと思います。
コロンビアは、コロンビアから出たことがない人が多いです。なので、自らの目で客観的に外国との比較をできる人が少ないのかなという印象を色んな人と話していて感じます。
コロンビアは世界がイメージしている「治安の悪い国」から少しづつ脱却し始めています。今後、コロンビアの治安がより改善し、観光産業も発展して、世界中から旅行者が訪れる国になっていってほしいです。