IDEA ~青年海外協力隊 en Colombia~

青年海外協力隊/2019年度3次隊→2022年度7次隊/コロンビア/マーケティング

語学訓練修了と(本格的な)活動開始

任地に到着して40日程経過し、語学訓練が修了しました。

 

最終試験的は一緒に任地に来た同期隊員2人と合同で、各先生・各配属先・語学学校の本部・JICAコロンビア支所を繋ぎ自己紹介やら任地での活動目標を15分でプレゼンするという内容でした。

 

ぼくは発表のターゲットを配属先に絞って、今までの仕事の内容や実績をメインに話しました。何ができるのかを知ってもらった方が、配属先の方もイメージがしやすくなり、これをしてもらいたいというのも振りやすくなるかなと思いそのようにしました。

 

自分の配属先では、同じチームの人たちは会議の合間に全員が参加、最初の2週間カウンターパートをやってくれた管理部の人も参加してくれたのですが、オフィスに音を垂れ流して管理部のスタッフが全員聞けるようにしていたらしく、プレゼン翌日はかなり多くの人から良かったよと声をかけてもらいました。

同期の配属先ではぼくの名前の漢字の意味の説明が好評だったらしく、その形跡が…。

 

今までは午前が仕事で午後は語学学校とばたばたした毎日でしたが、ようやく腰を据えて仕事に専念できるようになりました。

 

早速、チームの部長と課長(カウンターパート)的な2人から招集され、今後何をしていく予定かということを聞かれました。

とりあえず挙げたのは3点↓。

1.需要と供給の調査

2.Taller(ワークショップ的な)の実施

3.新規商品開発と既存商品の改善

 

1に関しては、自分が調査するというよりも、農家の方に売り上げを記録してもらって、それをもとに最初は自分が可視化するという手法を考えています。

 

協力隊は任期が2年のみと、特にマーケティングなんかの幅の広い職種だと時間がかなり限られています。全ての項目で言えることですが、自分が直接何かをするというよりは、自分たちで最善の方法を考えるヒントを与えてあげる方がいいのかなと感じています。

 

2については、毎月1回市場の会議室で農家の方との会議があるので、そこで時間をもらってTallerを毎回実施する予定です。初回は早速10月31日。とりあえず最初の大仕事という感じです。

 

3ですが、これは2のTallerでいつかは日本の農業加工品やその宣伝方法を紹介する予定なので、そこから各々がヒントを得て作っていってもらえればと考えています。

 

まだ、農家の方々がどのような意識を持っているのかも分からないので、まずはそこから始めていければと思います。

例えば、農家の方は皆さん「収入を上げたい」という話をしています。

それがどの程度のレベルなのか、例えばもう少し仕事の時間を増やしたり手間がかかってもということなのか、現状維持のまま少しだけ上がればいいということなのか、考え方はそれぞれだと思うのでそういったところからコミュニケーションをとっていきたいと思います。