IDEA ~青年海外協力隊 en Colombia~

青年海外協力隊/2019年度3次隊→2022年度7次隊/コロンビア/マーケティング

配属先の福利厚生イベントとコロンビアのバレンタイン

コロンビアに到着してちょうど1ヶ月の今日、配属先で福利厚生の日帰り社員旅行がありました。

 

配属先では年に3回くらい福利厚生イベントをしているそうで、今回はバレンタインのお祝いに掛けた旅行だそうです。

 

コロンビアでは、2月14日の他に9月の第3土曜日も「愛と友情の日」としてバレンタインデーのお祝いをします。

 

何をするかというと、"amigo secreto(直訳で秘密の友達)"という、平たく言うとプレゼント交換会をします。

事前にくじでプレゼントを渡す相手を決めて、当日順々にプレゼントを開けて感謝を伝えるという流れです。

 

配属先には感謝のメッセージと、amigo secretoで欲しいものを書く掲示板があります。

 

メッセージは全て匿名。配属先でもドラえもん好きキャラが定着している。

 

旅行自体は、コーヒー農園へ行ってコーヒーを作る過程の見学、試飲、ランチ等…。

朝7時に事務所集合で、チャーターしたバスで向かいます。

 

ちなみに余談ですが、コロンビア人は朝が早いです。語学の先生に理由を聞いたら、コロンビアの学校は生徒数が多く、午前の部と午後の部に分かれているところがあり、午前の部は朝6時スタートらしいです。なので、当然親もそれに合わせて行動するので早くなると。

 

話を戻してコーヒーですが、コーヒーは赤道付近のコーヒーベルトでしか生産できません。

なので、日本にはコーヒー農園が沖縄とかのごく一部しかありません。そこも台風の影響で安定した供給はできないそうです(こち亀で得た知識)。

コーヒー農園の見学は日本人にとっては非常に貴重ですね。

農園外観

 

コーヒー豆の木

 

乾燥させて、

 

選別。

そして3種類のコーヒーを試飲しましたが、味と酸味が強すぎて違いが分からず…。同僚も同じ感想だったりもはや飲むのやめたりと、試飲用にあえて味を強めにしたのか…。そこはリスニング力が及ばず不明。

 

試飲後は、まさかのサプライズコーナーで遠く離れた国から来た日本人のために、一人一人名前と所属チームと日本の好きなところ、知っていること、サンタンデール県のお薦めを、ゆっくり話してくれてかつ紙にも書いて渡しくれました。

なんなら自分よりも後に入った人も2,3人いるのに本当にありがたかったです。

同僚からのメモ。固有名詞も多いのでゆっくり読み返して理解します。

 

昼食後は、いよいよamigo secretoの時間。

見てるだけでほっこりする光景が流れていきます。

集結したプレゼント。この中から自分へのプレゼントを順々に探していきます。

 

ちなみに自分は渡す相手は同じチームに同じ週に入った人だったので渡しがいがありました。

逆にプレゼントをくれた人も、偶然ちょこちょこ一緒にお昼に行くイケメンで少しシャイな18歳の男の子だったのでぐっときました。

シャツとチョコをもらいました。XSでピッタリ!

 

自分の感謝を伝える時に、「コロンビアには家族も友達もいないから、今日のイベントで少しでもみんなのことを知れて良かった」という話をしたら、進行をしていた同じチームのおばさまが、「私たちがここでの家族だよ」と言ってくれて涙腺がかなりやばくなりました…。

 

そんなわけで1ヶ月の節目にとても良いイベントに参加できて非常に有意義でした。もう少しスペイン語が上達してからの方が、とも思ったけど、年3回もあるなら逆にこのタイミングで良かったかもです。

 

来週からいよいよ本格的に活動らしい活動が始まりそうです。今回の旅行を皮切りに仕事も進めていければと思います。