IDEA ~青年海外協力隊 en Colombia~

青年海外協力隊/2019年度3次隊→2022年度7次隊/コロンビア/マーケティング

1年

コロンビアに来て1年が経ちました。

あと半期、逆算して色々残せるようにやっていきたいです。

 

【最近の活動】

◆市場の集客向上

今まではマーケティング面での活動はほぼ一人でしていたので、結構難しいことが多々ありました。が、7月にようやくマーケティング担当のスタッフが着任したので、活動の幅が増えたり、直接色々提案できるようになりました。

 

最近は、Piedecuestaの市場の集客向上に着手していて、アドバイザー兼サポートみたいな感じで関わっています。

全販売員から少しづつ商品を提供してもらって、くじで当たった人にプレゼントしたり。

 

今のところ、配属先で準備から実行まで全て完結させるやり方しかしていないので、徐々に農家自身で自発的に企画して、必要なところだけ関与する形にしていければいいかなと思っています。

 

◆SHEP

SHEPは改めて農家の人にプロジェクトの目的や効果を説明した方がいいのでは、となり、改めて参加者に別の角度から説明会を実施する予定です。

JICAのSHEPを担当しているチームに問い合わせをして、資料をかき集めているところです。

9月中には再説明と、農作物の収穫量の記録方法をやり方のレクチャーを農業技師の同僚に付いてきてもらって完了させたいです。

 

マーケティング本作成

新たにチームのディレクターから依頼された仕事です。

前任のボランティアが、ミミズコンポストの本を作成したのが好評だったらしく、ぼくにも残り一年でマーケティングの説明の本を作成してほしいと。

今まではTallerの説明用に作った資料を、口頭での説明なしでも分かるように編集していたものをドライブに残していたのですが、確かに一冊で1から10まで流れで解説があった方が理解がしやすいかなと思ったので、同意して作成を始めています。

こんな感じで電子書籍と紙の本を同時に確認しつつ噛み砕いていくスタイル。

 

【報告会】

8月は1週間丸々首都のボゴタに行って、中間報告や健康診断をしてきました。

 

報告会前にホテルのロビーでカウンターパートを待っていたら、そこそこ大きな地震が発生しました。ホテルの従業員は泣き出す人もいたり、状況が落ち着いてから移動したら、近くの大きな公園が避難してきた人でごった返していたりとけっこう街がパニック状態でした。コロンビアも地震が多い国ですが、やはり建物の耐震の問題とかで被害が起こるリスクが日本よりも大きいんですかね…。

中間報告の様子

 

今回のボゴタ出張はけっこう時間に余裕があったので、アウトレットで残り1年のスパイクを買ったりとか個人的な用事を済ませることができました。

特に今回の出張の裏テーマくらい重要だったのが、専門家の方のお話を聞くこと。平和構築プロジェクトで農家支援をしている専門家が2名ボゴタで活動されていて、2月くらいからタイミングを調整してようやく都合を合わせることができました。

連れて行って頂いたJICA事務所近くのカフェ。専門家の一人はコロンビアに来てからコーヒーへのこだわりが強くなったそうで、お薦めのゲイシャ種をごちそうしてもらいました。酸味に全振りしたような味で、初めての味わい。

 

専門家の活動はぼくの支援対象よりも更に貧困層がターゲットでしたが、現在の活動以外にも色々とお話が聞けて非常に参考になりました。

 

【サッカー】

最近は火曜日と土曜日の週2回フットサルをしています。土曜日の方は元々火曜日のメンバー経由で誘われていたので不定期参加だったのですが、最近は主催者から直接誘ってもらえるようになったので毎週プレーの機会が得られています。火曜日のより広めのコートなので好きだったのですが、最近はなぜか男女ミックスになってきて、少しやりづらい…。

最初にやっていた金曜日のサッカーは、今年から小石だらけのグラウンドに変わって、かなり滑りやすくて面白くないし、単純にかなり危険(実際に一回ファール受けて倒れたときに膝が石に直撃して3日くらい痛みが続いた…)なので、完全に引退です。

 

【誕生日】

コロンビアに来て初の誕生日を迎えました。

配属先では、毎月末に事務所の食堂でその月の誕生日の人を祝うイベントをしているのですが、それとは別に誕生日の翌日に同じチームの同僚と管理部でわざわざお祝いをしてくれました。

普通に会議だと思ってパソコン持っていったらこの感じで恥ずかしかった…。

配属先全体の誕生日イベントではメッセージカードをもらいました。

 

来年の誕生日は帰国直前。今から少し寂しさを感じます。

 

 

こんな感じの最近ですが、SHEPを導入していることからインタビューやらヒアリングやらの機会が増えてきました。成功でも失敗でも、踏んできたプロセスとそれによる結果をしっかり記録に残して、他の人にも伝えられるようにしていきたいです。