IDEA ~青年海外協力隊 en Colombia~

青年海外協力隊/2019年度3次隊→2022年度7次隊/コロンビア/マーケティング

任国外旅行①(チリ:バルパライソ、サンティアゴ)

年末年始は、チリとボリビアへ任国外旅行へ行ってきました。

当初はこれに加えてアルゼンチンに行く予定でしたが、予約段階では大統領選の結果でアルゼンチンの情勢がどうなっているか読めず今回は断念。

 

バルパライソ

首都のサンティアゴから120km程の距離にある港湾都市。人口約90万人。国会があり、サンティアゴと並ぶチリの重要都市。元々は海軍の拠点として栄え、世界遺産にも登録されている。

海沿いの丘にカラフルな建物が並ぶ街並み。

 

街にはケーブルカーがいくつかあり、上の方へのアクセスもし易い。上に行くほど貧困エリアらしいが、意外と上の方にも高級そうな家がけっこう建ってたりと一概には区別できない?

 

きれいな街並みだけでなく、港としてチリにとって重要な機能も。

 

チリはコロンビアに比べるとかなりヨーロッパ感が強い。

 

折角の港湾都市と言うことで、海鮮料理を。イカの中にひき肉を詰め込んだ料理。味は美味しかったけど、メインのイカよりもポテトの割合が多すぎてポテトのイメージが強く残ってしまっている…。

 

サンティアゴ

チリの首都。細長い形のチリだけど意外と首都は内陸部。人口約560万人。

サンティアゴ旧市街の中心、アルマス広場にある大聖堂。

 

コロンビアにも教会はもちろんたくさんあるけど、ヨーロッパみたいに凝った装飾はなくかなり簡素なのがほとんど。だけどチリは教会もヨーロッパに近い。

 

こういう普通の道の作りの感じもヨーロッパっぽい。

 

サンティアゴの地下鉄ホーム。先進国でも地下鉄駅構内は薄暗くて治安の悪そうな雰囲気が漂う街もあるけど(ローマとか…)、サンティアゴの地下鉄は大きい駅だとホームドアもあって安全対策が進んでいるし、治安の悪い感じもあまりない。電車内には、「パフォーマンスでお金もらう行為は禁止」の警告も。

 

中央市場。サンティアゴは海に面してないけど、国としては海に面してる部分がほとんどなだけあって海産物が豊富。

 

市場内の海鮮レストランにて。チリはローカル食堂でもパンが無料で出てくるヨーロッパスタイル。しかもどこのもかなり美味しい。コロンビアのパンが不味すぎるのでチリにいる間にかなり食べてしまった…。ちなみにチリで食べた物の中で一番美味しかったのはまさかのこの見切れているスープ。海鮮の出汁がめちゃくちゃ効いてて日本を思い出す。

 

日本みたいにスーパーでは袋詰めの野菜が。コロンビアでは見たことない。

 

普通のスーパーでもワインはさすがの品揃え。

 

チリの名物料理「Lomo a lo pobre」。ステーキに目玉焼きと大量のポテトの付け合わせというシンプルなもの。写真のは肉がほぐされてるバージョン。

 

サンティアゴに滞在したのは12月25日とか1月1日とかばかりで店が閉まっていることが多く、中華料理によくお世話に。が、中華料理すらレベルがコロンビアよりも圧倒的に高く、3回もこのモンゴリアンミートを食べてしまった。

 

チリで感じたことは、

・経済的にかなり発展している。南米では一番発展している国というだけあって、街の雰囲気やインフラの整備度は完全に西欧。

・治安も良い。サンティアゴ中央駅周辺はかなりホームレスのたまり場になってたりするけど、チリにいて危険を感じたことは一度もなかった。あとは単純に夏は日照時間が長く、21時半くらいまで明るいので多少遅い時間でも人気が多いのもある。

・食事のレベルが高い。やっぱり経済的に安定しているから食に費やす余裕があるのか。

・運転マナーが良い。一部の人は狭い道でもあり得ないくらいスピード出すけど、多くのドライバーは通行人に道を譲ってくれる。コロンビアは本当に自己中心ドライバーしかいないので見習ってほしい…。

 

チリでは何か仕事をしたわけでもなくただの旅行で行っただけですが、それでも住むならコロンビアより断然チリが良いと思えるくらい良い国でした。

コロンビアもまずは同じ南米のチリくらいに経済が発展してくれることを期待しています…。