※本記事内には虫や動物の写真が掲載してあるので、苦手な方はご注意ください。
前回、Mundo Amazónicoでの消化不良ツアーを終え、このままではレティシアを去ることはできないと、ホテルに戻って30分だけ休憩(というかカメラやらスマホの充電)して、町に繰り出すことに。
目的はナイトツアーの参加。
まず最初に適当な代理店に行くと、その日はその店ではナイトツアーがない(空きがない?)とのことで断念。その店の隣に、ホテルに併設されている代理店があったので聞いてみるとなんとナイトツアーがあると!ただ、ホテルの併設ということもあってか、帰りはホテル解散で送迎はないので運転手に交渉してみてくれとのこと。
若干不安に感じつつも、ツアー参加を優先して予約。丁度1時間後の17時半に出発なので適当に夕食を食べて少し早めに戻ると既に参加者が揃っていたようで、長靴を借りて早速出発。
目的地は車で45分程走ったところ。運転手の人がガイドさんなのかと思ったら、現地にある森の中の家に住んでいる仙人のような人がガイドさんらしく…。
ちょっと見た目的に大丈夫か?という感じの人でしたが、見た目で判断するのは良くないと思い、フラットな気持ちで説明を受けましたが…
で、ぼくらのグループの他にもう一組来るのでもう少し待ってということだったのですが、30分程でそのグループが到着。ようやく出発できると思ったら、説明を受けてる時にガイドさんが把握してなかった別のグループがまた到着。そのグループに改めて説明をしてたらまた同じように別グループが到着。結局ぼくらが到着してから1時間後にようやく出発できました。
所要時間は2時間丁度くらいでした。そこまで多くの種類の動植物を見れたわけではないのですが、タランチュラなんかはそうそう見れるものではないので満足です。アナコンダを見れることもあるそうで、ちょっと怖いけど見たかった…。参加費は160milペソ(≒4,600円)とやや割高。
そして22時前くらいに出発したホテルに到着し、運転手に自分が泊っているホテルまで送ってもらえないかと交渉すると、ホテルの場所が分からないのでそこでトゥクトゥクを拾えと。一応無事に帰れましたが、この時間に放置はちょっとうーんって感じでした。
とにかくこれでレティシア観光は終了。
率直な感想としては、せっかく良い観光資源があるのにもったいないなというのが一番です。例えば、
・スペイン語が話せないと難しい
ホテルや旅行代理店、ガイドさんなど、スペイン語しか話せない人も多いです。英語のツアーもあるかもしれませんが、割高になるかと思います。
・観光客向けレストランがない
町中には地元の人が行くような簡素なレストランしかありません。ツアーに参加すれば昼食込のことも多いので、それをあてにするのがベストかもです。
空港もそこそこ大きいのに制限エリアを超えるとまさかの店が一つもなく、けっこう困りました。
・ツアーの質にばらつきがある
段取りが悪かったり、無駄に解説が長かったりと、どのツアーも完全に満足と言えるのがありませんでした。会社によっても変わるかもしれませんが、もう少し地域として各旅行会社やホテルなどの連携があった方が観光客としては過ごしやすいかなとも思いました。
・町中のネット環境が悪い
町のどこにいてもネットが繋がりにくかったです。これは、ぼくが使っているキャリアが田舎に弱いという特徴があるからかもですが。また、2つのホテルに泊まりましたが、どちらもWi-Fiがかなり弱く、情報収集ができませんでした。
こんな感じで、ややもやもやが残ったものの、貴重な体験でした。
②シパキラ
シパキラは、塩の生産で繫栄した町で、最大の見どころは採掘場を利用した「塩の教会」。町自体も昔の雰囲気を残しています。
ボゴタからは50km程離れており、バスで2時間となっていますが、実際は30分程で着きました。
シパキラは行く前からそこまで期待していませんでしたが、その想像通りって感じでした。塩の教会よりも、むしろ大聖堂の方に感動しました。
ただ、ボゴタからはすぐに行けますし飲食店なんかもかなりたくさんあるので、ボゴタからの日帰り旅にはぴったりかもしれません。
そんな感じで今回の旅は終了。
楽しめはしたけどもやもやも残る、何とも言えない旅でした。次回の長期休暇の時には任国外旅行が解禁されていることを祈ります。