今回はコロンビア派遣になった経緯についてです。
青年海外協力隊になった（正確には今は候補生ですが）という話をして、今までで一番多く聞かれることが「派遣国は選べるの？」ということです。
結論、希望は出せるが決めるのは青年海外協力隊事務局です。
応募の際は、①職種を決める ②その職種の中から行きたい要請を選ぶ という流れです。
ちなみに希望の要請は第１～３まで選べます。そして重要なのは決めた職種を超えて希望を出すことができないという点です（第１希望はマーケティングの要請、第２希望はコミュニティ開発の要請とすることは不可）。
反対に、同じ職種の要請ならどれに選ばれるかは合格通知が来るまで分かりません。
僕自身、選ばれた要請は第１～第３希望に入れていませんでした。
理由は2つ。まずその要請の条件に「農業組合や農産物流通の経験を2年以上有する」と記載があったからです。興味のない要請だったのではなく、農業系の仕事の経験が全くなく、最初から選ばれないなと考えていたので選択肢から真っ先に外していたという訳です。
そしてもう1つ・・・ぼくは2018年度秋募集で合格をしました。年２回、春と秋に募集があります。2018年度春募集も同じマーケティングで応募しましたが、その時は「登録」となりました。平たく言うと補欠合格です。
そしてその時、ぼくが行くことになるコロンビアの要請もありました。そしてその時は該当者なしということで、秋募集で継続して募集されていました。一度選ばれなかった要請なのだからこれになることはないだろうと考えていました。
要請の決め方ですが、僕の前職は不動産デベロッパーでした。業務のメインはマーケティング的な要素が強く、ざっと職種一覧を見てぱっとマーケティングしかないなと思い迷うことなく絞りました。
細かな要請については、①スペイン語圏であること ②市場調査が中心のマーケティングであること の２点を満たしていればどれでも、という思いでした。
①については、大学時代マドリードへ語学留学をしていたので、せっかくなのでそれを活かしたいと思い他の言語圏は考えていませんでした。
②については、マーケティングと一口に言っても、例えばweb広告を中心に行う要請もあります。その分野については全く経験がなく、興味自体もなかったので選択肢に入れていませんでした（そもそも選ばれるとも思っていませんが・・・）。
面接の際も、恐らく必ず「希望以外の要請になっても行きますか？」という質問を聞かれます。その時も「スペイン語圏ならどこでも」と答えました。
そんな訳で合格通知が来たときは「こんな要請あったっけ？」という思いでHPを見返しました。
今では、重い内容の要請なのでとても楽しみしています。
